2015年08月09日

ファースト世代のための「機動戦士ガンダム展」

 森アーツセンターギャラリーで開催中の「機動戦士ガンダム展」に行ってきた。
 
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 チケットは2枚。

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 大学生の娘はファースト世代ではないが、幼い頃からお台場や東静岡に連れ回され、ガンダムの追っかけに参加している。DVDも見て、それなりに楽しんでいるから、今回も快くつきあってくれた。

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 待ち時間は15分ほどだったろうか。森アーツセンターは、チケットを呈示してからが長い。
 周りを見ると、思った通り、ファースト世代のオジさんオバさんばかりだ。子連れで来ている客もいるが、うちと同様、DVDで予習をしているらしい。小学生くらいの男の子が、待っている間に父親とおぼしき男性に、モビルスーツの話題を振っていた。なかなか高度である。
 第1章は、オープニングシアター「大気圏突入」だ。
 観客席が、ホワイトベースのメインブリッジとなっており、大気圏突入時にシャアが仕掛けた戦いを体験できる。ミライとセイラの位置関係や、「アムロ行きまーす」の一連の動きなど、ホワイトベースの全体像がつかめて興味深い。
 最前列には座席があるが、ここに座ると背後のブライトが見えない。私は、中央部の手すり付近が見やすいと思った。
 終了後は、スタッフが声を張り上げる。
「前にお進みくださーい。戻ってご覧になることはできません!」
 第2章は「メイキング・オブ・ガンダム」。
 じっくり向き合いたいのは、安彦良和氏と大河原邦男氏の原画であろう。
 キャラクター・デザインの安彦良和氏は、油絵のようなタッチで描いた人物に、生命を吹き込む魔術師である。メカニック・デザイナーの大河原邦男氏は、精緻でスタイリッシュなメカを、自由自在に量産する天才である。キャラクターとメカの融合が、ガンダムの魅力のひとつになっていることは間違いない。
「シャア、かっこいい」

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       (映画パンフレットより)

 作品はたくさんあるが、とりわけ、シャア・アズナブルのところには人が集まりやすい。私も娘もシャアのファンだから、一緒になって群がった。
 第3章は「ガンダムは終わらない」。
 ここでは写真が撮れる場所があるので、カメラは必需品である。
 まずは、純プラチナ製(左)、純金製(右)のガンダムをカメラに収める。

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 高そう〜♪
 原画では、断然ジオングだ。

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 ガンダム、ザク、グフ、シャア専用ザク、シャア専用ズゴック、シャア専用ゲルググ、ドムなどもあったが、躍動感の感じられるこの絵が気に入った。
「エルメスとガンダム」のガンプラも素敵だった。ガンダムは、シャアのゲルググに向かってビームサーベルを突きだしたが、ララァの乗ったエルメスがすべり込んできて、こちらに刺さってしまう。

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 まだ実家にいた頃、この場面を見ていてハラハラしていると、母が横から水を差してきた。
「ララァ? ララァの神よ、のララァ?」
 ……アラーだっちゅうの。
 失礼、話が横道に逸れてしまった。
 傷ついたガンダムも、リアルに再現できており、戦いの激しさを物語っている。

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 すべてを見たあとは、おみやげ売り場に向かう。
 まずは食べ物。

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 ビームサーベルポッキーは、中がこんな感じになっている。

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 1本が大きいため、結構お腹にたまる。
 それから、シャアザクのマグカップを買おうとした。
「いいな〜、ミキもシャアのマグカップが欲しいよ!」
 娘も同じものが欲しかったらしい。芸がないけれど、気持ちは理解できるので、同じものを2つ……。

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 中央のペットボトルには水が入っている。これが意外と掘り出し物だった。
 体の線がリアルに再現されており、シャアの肉体美を目のあたりにすることができるのだ。

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 どうです、この厚い胸板。無駄な肉はひとつもなく、すぼまった腰からはプリッと膨らんだお尻に、美しいラインが続いていく。

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 思わずさすりそうになり、「変態か!」と自分を制御した。

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      (映画パンフレットより)

 煩悩の塊を持って会計に向かうと、ここでも予想外の発言が待ち受けていた。
「会計はお一人様1回限りです。また、戻ってのご購入はできません」
 ひょえ〜!
 グッズの売れ行きよりも、会場の混乱を避けることが優先らしい。買い忘れがあったら、また来てねということなのだろうか。
 タイトルは「ファースト世代のためのガンダム展」としたが、サブタイトルには「もう元には戻れない……」とつけ加えてもいいような気がする。
 全体的に満足のいく展示で、合格点をつけたい。
 9月27日までですよ〜!

※ 他にも、こんなブログやってます。ぜひぜひ、ご覧になってください♪
 「これはしたり〜笹木砂希〜」(エッセイ)
 「うつろひ 〜笹木砂希〜」(日記)
posted by 砂希納言 at 13:13| Comment(2) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの頃まさかこんな作品になるなんて思わなかった。
なんせ僕は裏の『まんがはじめて物語』のモグタンを見てましたから…。まさに「若さ故の過ちか…」ですわ。
劇場版の頃から大河原邦男さん、安彦良和さんの絵画的なイラストが出てきて衝撃でした。
そういえば今、上野でしたっけ?大河原さんの作品展やってるの?あの頃彼らから影響を受けた若者が大人になってこういう企画してるんでしょうね。
僕は時々思います。70年、80年代のアニメ・特撮を直に触れてこれたことがすっごく幸せなんだな…ってね。
Posted by 心機朗 at 2015年08月21日 19:56
>心機朗さん

そうですね、こんなに長い期間人気を保っていられるなんて、当時は予想できませんでしたよ。
リアルタイムで見られたことは幸せです。
大河原さんの展示は上野ですね。
ガンダム・ラストシューティングの1枚がすご〜く好きっ。
今のアニメや特撮は見ていませんが、当時の作品もまだまだイケるでしょう。
いい時代に生まれました。
Posted by 砂希 at 2015年08月22日 21:07
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