2017年03月31日

大物ぞろい「フジヤマミュージアム」

 富士急ハイランドに行ったので、ハイランドリゾートホテル&スパに泊まった。
 宿泊者には、フジヤマミュージアムの入場券がプレゼントされる。ちょうど前日に雪が降り、足場が悪くて散歩する雰囲気ではない。こういうときは、ホテル周辺でブラブラして帰りの高速バスを待つのがいい。遅い朝食をすませ、たっぷり温泉に浸かってから美術館に向かった。
「あのう、撮影はできますか」
「はい、フラッシュなしでしたら構いません」
 ブロガーにとって、撮影可の美術館はありがたい。どんな絵があるのか、何の予習もせずに入ったのだが、カメラに収めたい絵が何枚もあり、うれしい誤算だった。富士急行株式会社の財力を目の当たりにした気分だ。
 草間 彌生 「七色の富士(コバルトブルー)」
s-絵1.jpg

歌川 広重 「冨士三十六景 甲斐犬目峠」
s-絵2.jpg

「富士」ではなく、「冨士」となっているところが気になった。「富士」が正しく、「冨士」は俗字ということだが、北口本宮冨士浅間神社のホームページには、もっと神秘的な説が載っていた。

1.「御山の上に人は立てない」説
 ウ冠の点を人に見立てて、本来禁足地であり尊い場所であるため、人が下から見上げて崇める山であることを表した。

2.「神は見えない」説
1とは逆に、点を神に見立てて、尊いご存在は目に見えないことを表した。

3.「山頂は神域」説
 ワ冠から下を8合目以下に見立てて、点の示す山域は、神の土地であることを 表した。

 どれを選ぶかは、好みの問題であろう。私は2が気に入った。
 ちなみに、愛知県大洲市柚木には、標高319.8mの冨士山(とすみやま)と呼ばれる山があるそうだ。
 ネットでは、「富士山」であればフジサンを、「冨士山」であればトスミヤマを指す、という説明もあったが、この美術館では、すべてフジサンを指していると思われる。

 葛飾 北斎 「冨獄三十六景 山下白雨」
s-絵3.jpg

 読み方がわからず、「やましたしろあめ」と入力した。あとから「さんかはくう」と知り、何ひとつ合っていないことにガッカリする。

 笹島 喜平 「飛雲富士」
s-絵4.jpg

 ゲオルグ・ハレンスレーベン 「リサとガスパール パリのカフェ」
s-絵5.jpg

 リサとガスパールは可愛い。もう一枚あった。

 ゲオルグ・ハレンスレーベン 「FUJIYAMAに乗るリサとガスパール」
s-絵6.jpg

 絹谷幸二・長嶋茂雄 「新世紀生命富士」
 2人が分担し、長嶋さんがどの程度描いたのかは明記されていなかった。うーむ。
s-絵7.jpg

 石坂 浩二 「朝霧からの富士−早春−」
 金田一耕助のイメージだったので、絵も上手いとは驚いた。
s-絵8.jpg

 八代 亜紀 「富士暮色」
 これはとてもよかった。歌手よりも、画家になりたいとは思わなかったのだろうか。
s-絵9.jpg

 正午という半端な時間だったせいか、客は私たちだけ。押し合いへし合いしながら見る、都会の殺伐とした美術館とは違っていた。
 展示作品は、定期的に入れ替えているそうだ。
 また、富士急ハイランドには来るので、館内をのぞいてみよう。

※ 他にも、こんなブログやってます。ぜひぜひ、ご覧になってください♪
 「これはしたり〜笹木砂希〜」(エッセイ)
 「うつろひ 〜笹木砂希〜」(日記)
posted by 砂希納言 at 21:56| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: